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中2週間あいたため減量に失敗し、立ち上がり調子がいま一つのT氏。
今日はシロートに優しくない仲ノ沢径路~東沢径路の直接のアタックを諦め、
T氏的にわかりやすい、逆径路をとることにしたようです。
c21a33d9.jpeg
すなわち、
(クリックで拡大)





・玄倉林道をスタコラ歩き
・青崩隧道閉鎖の現状を確認して玄倉川に降り
・そこから836ピークを経て女郎小屋沢ノ頭への尾根を登り
・モチコシ沢ノ頭で朽ちた道標の発掘と復元を試み
・東沢乗越で「マ隊」のアンヌ隊員と記念撮影し
・東沢湧水地付近の鉱山跡を調査し
・東沢径路を下降して仲ノ沢/東沢出合の堰堤を調査し
・仲ノ沢径路を20分で抜け
・穴ノ平橋から玄倉バス停まで30分で走って16:06のバスに乗る

という、「たいへんよくバリました」な計画です(計画だけですが)。

新松田からのバスは今日も臨時便が出たようです。
一番バスで玄倉8時。T氏は今日も谷峨から。
玄倉で降りたのはMTB兄とT氏の2名のみ。
MTB兄は鬼ヶ岩ノ頭付近で目撃されています。
http://70314064.at.webry.info/200906/article_1.html
bycもいいですねえ。

0906070904.JPG青崩隧道
(あおくずれずいどう)
が見えてきました。





玄倉林道はこの手前から通行止ですが、歩くぶんには
仲ノ沢林道よりも変化があって面白いそうです。
T氏はここを通過するのは2回目。
1回目はユーシンロッジのボランティア管理人さんの車に
乗せてもらったそうです。

0906070906.JPG青崩隧道は鉄格子に
有刺鉄線で防御されて
いましたが、乗り越える
輩が続出したか、板で
さらに強化されてました。



こうなると捲き道のほうが楽です(笑)
トラロープの斜面を下って玄倉川に降りました。


0906070917.JPG河原から見た仏岩。







先のボランティア管理人さんの話でも、
県はトンネルを掘り直す気満々だそうですが
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiijul0807347/
法人税大幅減収で2010年度末は無理でしょうね。
V派的にはこのまま10年放置でゑぢゃまいか、
とT氏は申します。
永らく「御料林」で一般の立ち入りがなく、
明治以降の開発もモノにならず、最近は
「水源の森」を口実にしているらしいが、
人口減のこの先、西丹沢の奥地はなるべく
放置でゑぢゃまいか、とT氏は勝手なことを
申します。

0906070924.JPG836ピークへの
取り付きには
作業道がついて
います。




836ピーク(日向ノ頭)への登り径路は
女郎小屋沢の出合の尾根と
http://blogs.yahoo.co.jp/tequila4392/39031730.html
http://igaiga-50arashi.at.webry.info/200805/article_2.html
http://fjn59.at.webry.info/200901/article_5.html
http://www7a.biglobe.ne.jp/~taiju/list/20081123/kiroku20081123.html
http://www.ne.jp/asahi/ando/tanzawa/4-Hiking_2/60-Jorougoya/jorougoya.htm
今回の青崩隧道下から取り付く尾根
http://sok1947.hp.infoseek.co.jp/tanzawa/dtan/zyorou/zyorou.htm
http://d.hatena.ne.jp/dxodeko/20090104/1231069455
とがあり、どちらもよく歩かれているようです。


0906070927.JPGしばらくこれを
登ります。






Vルートながら、一般ルートの蛭ヶ岳~檜洞や
雨山峠~鍋割峠などよりはずっと登りやすい道
です。

0906070941.JPG階段がなくなると
自然林の尾根。
いい感じです。
この日は風が
心地よかった
そうです。



0906070948.JPG巨木が残ってて
たまりません~






0906070951.JPG樹齢300年クラスが
ごろごろと。









0906071011.JPG平坦な道も
あります。
この赤テープは
丹沢写真館さま?





0906071013_2.JPG鹿柵に出ました。
しばらくこれに
沿って登ります。






0906071019.JPG西向きの斜面は
明るい植林地。
先の作業道は
ここの間伐の際の
ものでしょうか。
女郎小屋沢出合
から登ると、この
鍵付ゲートを通過
する必要がある
らしいです。

0906071020_2.JPGありゃりゃ、
2重のゲートです。
鍵かかってるし。
抜け道も見当たり
ません。
では失礼して
(中略)


0906071026_1.JPG先に行くと再び
鹿柵です。
倒木で横倒しに
なってます。
通過した何者かの
蹄の跡もあります。
修復しないと柵の
意味がないです。

「丹沢大山自然再生プロジェクト」
http://e-tanzawa.jp/tougosaisei/jigyo_hogosakushuchu.html
を見ると、鹿柵は実験段階にあるようですが、
「点検・修理」の手を抜くと「効果の検証」が
難しくなりますねえ。

0906071031.JPG836ピークから
女郎小屋沢ノ頭への
尾根道は鹿柵が
邪魔です。鹿柵を
何とか越えないと
行きにくいです。


テキ~ラさんは鹿柵に惑わされて沢筋に下降↓
http://blogs.yahoo.co.jp/tequila4392/39095034.html

0906071035.JPGネット上で評価の
高い美尾根です。







0906071039.JPGまだまだあるぞ
巨木。







0906071055.JPG丹沢写真館さまの?
赤テープ。






836ピークから鞍部を越えて女郎小屋沢ノ頭の本尾根に
入るには、地図上では西側に少しトラバースする必要が
あります。
実際にはトラバを意識せず自然に合流できたそうです。
しかし下りで836ピークに向かう場合は道迷いしそうです。
赤テープはそのための目印のようです。
ここで本尾根をずんずん下ると女郎小屋沢にぶつかって
しまいます。
イガイガ師匠は何とかされてますが↓
http://igaiga-50arashi.at.webry.info/200707/article_4.html
一般には沢下り・沢沿いの下りは避けるが吉です。

0906071101.JPG女郎小屋沢ノ頭の
本尾根を登ります。
ここ、巨木の宝庫の
一つではないでしょうか?





0906071103.JPG美しい尾根が
続きます。







0906071115.JPG女郎小屋沢ノ頭の
ピークに近づくと
平坦な自然林です。






0906071122_1.JPG女郎小屋沢ノ頭です。
古い落とし物があり
ます。
これは珍しい。
スライドのホルダー
ですか。



0906071122_3.JPG山岳会名義の
赤テープ。







0906071125.JPGバヤリースオレンジ缶から
お茶の缶に世代交代してます。
赤マル印ですが、もう一工夫
ほしいところです。




尊仏山荘の水場を下ったあたりに昔のゴミが散在してます
から、あのあたりで桃の缶でも拾って来ませうか。

0906071138_2.JPGこの看板、また
落ちてました。









0906071141_1.JPG枯れ木に
かけ直し。







0906071141_2.JPGモチコシ沢ノ頭を
目指します。
隣の無名ピークを
越えます。





0906071143.JPG急降下して








0906071147.JPGミニキレットを
越えて









0906071155.JPG無名ピークを
越えて







0906071158.JPG痩せ尾根を通り








0906071201_2.JPG苔の景色を楽しんで








0906071206.JPGまたミニキレットを
越えて







0906071212.JPG急登です。
ドライバー有用。







前回、敷地山から来たときには
・「白ザレのピーク」・「大タギリ」間、
・「大タル丸」・「女郎小屋沢ノ頭」間
のキレットが深く、通過が大変でしたので印象が薄かった
のですが、ここの登り返しも結構大変です。
ただし踏み跡は明瞭なので道迷いの心配はないそうです。

0906071217_1.JPGモチコシ沢ノ頭に
到着です。
hou*i*288さんが
昨年11月に
ビバークしたときの
焚き火跡。




http://blogs.yahoo.co.jp/tequila4392/39112097.html
(コメント欄参照)

0906071217_2.JPG付近には割れた
酒瓶も転がってます。
かなり古そうですね。
昭和の30~40年代
でしょうか。




0906071222.JPG今回の目的の一つ、
ここにあった「東沢乗越」
道標のカケラ探し。
すぐ見つかり、こんな形に
置いてみたそうです。






0906071227.JPGところがその先を
降りると急降下。。
遺言棚の右岸に
行ってしまいそう。
激ヤバです。




0906071235_1.JPG東沢乗越の方向に
正しく置き直します。









0906071235_2.JPG今回見つけたカケラは
「乗越」の上半分。







0903211256.JPG前回(3/21)は
←これ
「乗越」の下半分?
を見つけています。
ところが今回は
こちらが行方不明
でした。。




この道標、AYさんの記録(2008/03/08)によると
http://www.geocities.jp/mk20030130/ay-sannko-na-13.html
(No.45の写真21)
昨年まで「東沢乗越」の「乗越」部分が残っていましたが、
枯れ木が朽ちて分解してしまったようです。
前回見つけた下半分はT氏が自分でどこかに置いたので、
再訪して復元する義務がある、と張り切っています(笑)

0906071239.JPG明瞭な踏み跡を
たどって







0906071244_1.JPG東沢乗越です。










0906071245_1.JPGレトロな看板群の横綱
「警告まつだけいさつ」

昭和30年の神奈川
国体で丹沢が登山の
競技会場となった
前後の制作でしょうか?


0906071244_3.JPG大関
「山火事注意」

これ、丹沢の
あちこちで
見かけますね。



0906071244_2.JPG関脇
「モチコシ沢大棚」







0906071244_4.JPG小結
「小川谷大石山」







0906071247_2.JPG前頭 白テープ










0906071248.JPG十両 黄テープ










0906071253.JPG年寄 
朽ち木のテープ群







0906071245_2.JPGなどと時間をつぶし
ましたが誰も来ません。

そろりと東沢径路を
降りませうか。。




計画では、東沢乗越で「マ隊」と感動の出会いの後、
アンヌ隊員と記念撮影の予定でしたが、残念ながら
2時間ほど遅刻したようです。
http://members2.jcom.home.ne.jp/minor-root/work41/work41_02.htm
隊長のと思しき足跡がありました。。

0906071252.JPG東沢乗越を下り
始めます。
(少し降りた
ところから
乗越を見上げる)




0906071254.JPGT氏はこの径路
初めてです。







0906071256.JPGVな径路です。








0906071259.JPGこのあたりに
鉱山の匂いが







0906071302_1.JPG湧水地です。
人為的な穴の
ようにも見え
ます。







0906071313.JPG小さい滝があります。
沢登りの対象としては
物足りませんが、
登山道としては面倒です
(捲くのが)






0906071318.JPGミニなナメ滝も。
水着で発泡スチロールの
板に乗ってヘルメットつけて
どぼんとやれば面白いかも。
しかし捲くのはめんどくさい。。






0906071321.JPG沢づたいは
ちょい歩き
にくいですね。







0906071324_1.JPG大振りの岩。
関東大震災の後
この位置に不動で
せうか?





0906071326_1.JPG目印になってる
大岩ですね。







0906071330.JPGこの滝は捲くのが
ちょい大変。。







0906071334.JPG左岸を捲きましたが
足元注意!







0906071358_1.JPG東沢を沢伝いに
下りて仲ノ沢との
出合です。
所要時間1時間
と10分。
ちょい遅すぎ。



0906071430_1.JPG出合の股尾根に
目印があります。
まともに沢を
通るのではなく、
脇道を行くのが
正解と思われま
す。


0906071431_1.JPG堰堤下の石に
赤ペンキで→







0906071432.JPG石積み堰堤です。
施工年の表示は
ないようです。






0906071436.JPGワサビ田跡の近くに
比較的若い鹿の頭部が。
管理捕獲後に放置され
たものでせうか。







0906071439.JPG堰堤下~欅平で
誰か来ないかと
30分ほど待ちま
したが誰も来ませ
ん(泣)
では帰りませう。
用意ドン!


0906071507.JPG今日は28分。
20分を切るのは
難しそうです。
必死に走って
25分ぐらいが限界。




0906071530.JPG仲ノ沢林道
ちょい落石が
目立ちます。






お爺ちゃん運転、孫?同乗の白の軽トラが往復するのを
目撃しました。地元の方の協力で落石状況を定期的に
チェックしているのでせうか。

今日は青崩隧道下~836ピーク間の天然林が当たりでしたね。
鉱山跡の探索はまた後日の愉しみとしませう。

玄倉1606バスは5分前の臨時便に間に合いました。
河原遊びしてきたらしい、英語を話す金髪ママ+子供
+日本人ママ+子供の団体がいました。玄倉もなかなか
国際的ですね。

。。。とT氏は語ります。
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