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三峰山東面の沢に関する諸先達の情報を総合したところ、
古い堰堤観察にベリグーなのは辺室沢と踏んだT氏(仮名)。
気合い入れてたにもかかわらず昨日起きたらば8時orz
ネット速報によれば奇しくもニカニカ四天王が辺室沢に集結
してたっぽく、シマッタ絶好の機会を逃した大損こいたと
地団駄踏んでます。
今日こそはと出かけたが、悪いことは続くもので本厚木駅前で
かけそばすすってる間に0655発宮ヶ瀬行バスに乗りっぱぐれ、
やけくそで半原行きに乗り込んだそうです。
んで、こんなときしか行く気にならない「半原小学校の学校林」
を見物し、辺室沢は後の楽しみに残し、水の尻・不動・鳥屋待・
大小屋の沢たちをつまみ食いしたっぽいです。

6ba9aa7e.jpeg当日のGPSログ
(クリックで拡大)
最後の二の足林道
トンネルんとこで
飛んでます。

初の5万分の一(笑)

いやー歩いた歩いた9時間歩きっぱなしだった東丹沢は実によい、
とT氏は申します。

*******************************
バスに揺られて国道412号線の旅です。
何となく名前にひかれて「半僧坊前」で降りてみました。
0909270753.JPG
愛川町循環バスと
いうのにもひかれますが
時間が合いません







0909270755_2.JPG「田代半僧坊」
勝楽寺さんです






立派なお寺ですね:
http://www.tomurokikaku.com/~sagami-net/hp/syourakuji/

歴代の住職には良寛さんの師もあるそうで、ここは重要拠点
だったらしいです。坊主の世界も転勤でちょっとずつ偉くなる
システムを古くから採用してたようです。
「半僧坊」でググると本家は静岡にあるっぽいです:
http://www17.ocn.ne.jp/~hansobo/
何だかよくわかりませんがずいぶん俗っぽいですね:
http://www17.ocn.ne.jp/~hansobo/newpage3.html
T氏は昔、我が国最古の説話集って触れ込みの「日本霊異記」
ってのを(寝ころんで)読んでみたら、どうも坊主の説教の
種本らしく、どれもコワイ話のあとに「というわけで坊主に
施しをするといいことがありましたとサ」の結びがあって、
坊主がホトホト嫌になったそうです(笑)
T氏によれば、坊主が砂防・治山の工事を直接実施した例は
まだ見つかっていないそうです。


先を急ぎませう。

0909270758.JPG「糸の町 半原」
です






生糸の「シルクロード」の一つだったようです:
http://www.yurindo.co.jp/yurin/back/yurin_486/yurin.html
http://www.yurindo.co.jp/yurin/back/yurin_486/yurin2.html
http://www.yurindo.co.jp/yurin/back/yurin_486/yurin3.html

町田の駅前(当時)の「柿島屋」にウカウカ入ったことがあり
http://r.tabelog.com/tokyo/A1327/A132701/13010306/
なんでこんなところに馬肉屋が?と思って聞いたら、「絹の道」
の中継基地だった話を聞かされたことを思い出したそうです。


先を急ぎませう。

0909270802.JPG「田代区域」は
「地すべり防止区域」
と。





412号線は国道ですが、維持管理は県なんですね。

0909270803.JPG確かにヤバイ
っぽいです。







0909270814.JPG今度は「鮎の里」ですか。









中津川の河川敷に釣り堀みたいなのがありましたが。
このオブジェは1年ほど前に「突如出現した」そうです:
http://forzacasa.blogspot.com/2008/09/gr.html

先を急ぎませう。

0909270822_2.JPG「半原隧道」です。
空気悪いです(泣)

これも県の施工ですね。




うる覚えの情報によれば、このあたりから「半原越」に向かう
林道の途中に「半原小学校の学校林」があるはずです。

0909270828.JPG生活・輸送路の
名残でせうか。






0909270841.JPG造林小屋が
ありました。






0909270843.JPGこんな感じの
車止めがあります。
軽なら楽勝、
普通車はギリギリ、
という感じです。



車の通りは結構あったそうです(10台くらい)。

0909270904.JPG「炭焼き中 見学可」
の面白そうな私設小屋が
ありました。





女性同伴でないと歓迎されない気がして(笑)立ち寄りは
遠慮したそうです。

0909270908.JPGここは半原越まで
「南山林道」で、
管理主体は愛川町
だそうです。




ここから少し歩くと
0909270911.JPGキター!
「半原小学校学校林」
の標識です





「神奈川県の林政史」(1985)によれば、明治14(1881)年に始まる
半原尋常高等小学校の学校植林は「我国で最初と思われる」とあります。
しかし最近出た竹本太郎氏の力作「学校林の研究」(農文協、2009)
http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_4540091131/
によれば、明治14年は学校への国庫補助が打ち切られ(人件費を除く)、
町村・町村連合の負担に移された節目の年で、全国的に経費捻出の
ために学校林(むしろ学田がくでんが多かった)や新規の開墾、桑茶桐の
栽培が住民の出役で始められたようです。半原小学校の学校林はその
一つであり、その制度を現在も存続させている貴い例である、というのが
適切かもしれません。

半原小学校は現在は無骨な鉄筋コンクリートの校舎ですが、校庭には
現在も木造校舎が残されているようです。
半原小学校HP:
http://www.aikawa-edu.jp/sch/hanbara-es/
取り壊して校庭を拡張する話があったようですが、再生運動が持ち上がり
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/5100/contest/kekka.html
http://loveriver.net/opinion/teian09-23.html
「郷土資料館」として使われたが、去年閉館になってしまったようです:
http://www.aikawa-edu.jp/sch/hanbara-es/kyoudoshiryoukan.htm
T氏も場所は違うが木造校舎育ち、しかしそれは四半世紀前に取り壊された
そうで、こんな写真を見ると木の香を思い出して泣けてくるそうです。
貴重な訪問レポート
http://aozatsu.s4.xrea.com/mus/aikawamati.htm

南山林道の沿う「滝沢」には大型の砂防施設がいくつかありました。

0909270914.JPG平成9-10年度
通常砂防工事
法華峰2号ダム
平成11年3月竣功
神奈川県土木部





同じ県でも林務課ではなく土木部です。
「砂防」「ダム」の用語表記から、建設省系の縄張り
であることが伺えます。

0909270916_1.JPG貯砂が目的の
構造ではない
ようですが





0909270916_2.JPG上流側の繁茂の
様子からして、
これ必要だったの?
安全率高すぎませんか?





この一帯は丹沢の範疇から外れてるっぽい気がして見過ごしてたが、
マシラさんの記録によれば堰堤の宝庫なので
http://homepage2.nifty.com/mashira2/hukka/hukka00/sio.htm
as soon as possibleつまり可及的速やかに調査したいとT氏は
申します。

0909270920.JPG子供たちが
植林しています
大切にして下さい





T氏の知り合いの親父さん(元建設省小役人笑)、現役時代は台風の
たびに自主的に見回りしてたような方なのに、ゴミ捨てにヤマに行くと
いうので愕然としたそうです。ゴミ回収が確立していなかった時代の
人たちにはヤマにゴミ捨てするのに悪意はないのかもしれませんが。。


しかし「監視カメラ設置」の看板よりも「子供たちの植林です」のほうが
効果がありそうですね。

0909270922.JPGミレニアム植林も
やったようです









半原越えの峠に近づいてきました。
と、

0909270934_1.JPGお?







0909270934_2.JPGキター!!
これは思いも
よらぬ大収穫!





0909270936_1.JPG厚木高等学校
同窓林
「憶い出の杜」





0909270937_1.JPG立派な石碑が
あります






0909270937_2.JPG同窓林の由来









昭和十五年愛川町と厚木高校同窓会
が分収契約を結び 以来現在に至る
まで同窓生の青春時代のよき思い出の
地として親しまれてきた
平成四年創立九十周年を祝し
憶い出の杜と名づけ ここに記念碑を
建立する

平成四年六月七日
神奈川県立厚木高等学校
同窓会


キター!!
明記されてませんが報国造林に違いありません!
ホレ見ろひそかに誇りつつ「よき思い出」にしてるじゃまいかっ!
軍国教育とは別の次元じゃまいかっ!とT氏が大喜びです。
ググると平成19年3月31日に整備した記録があり
http://atsukou-dousou.org/05_shibukai/index.html
花見の時期に参上すると一網打尽かも!?
いやいやありがとうございます。
百周年ではなく九十周年というのにハッとさせられます。
皆さまどうか長生きして下さい(はぁと)

0909270945.JPGここから
清川村です。






0909270952.JPG半原越して







0909271005_2.JPG下りの
「法論堂おろんど林道」
は県道です。





hを読まないのはフランス風ですね。

この林道は熟年のお散歩コースにベリグーなのか、
それぞれ10人ぐらいの2グループに遭遇しました。
ロードのおじさんたちも結構いました。

0909271028_2.JPG無粋なコンクリの
谷止があります。






0909271028_1.JPG平成元年度 熊倉沢
小規模治山工事
コンクリート谷止工
(有)星建設
神奈川県林務課



このあたりは林務課のテリトリーのようです。

0909271046_3.JPGところが法論堂川は
「砂防指定地」に
なっており、
再び建設省系です。




0909271051.JPG居酒屋「山賊」さんは
久しく営業していない
ようでした。





居酒屋 山賊 に一致する日本語のページ 約 377,000 件

0909271055.JPG法論堂川、少なくとも
リッチランドからの下は
完璧にコンクリ固めして
ありました。




0909271104.JPG煤ヶ谷に近くなると
公衆トイレが用意
されてあります





0909271105.JPGん?どこかで見たぞ!?









キャー!おんなじ~!!
【ご参考】イガイガ師匠の丹沢放浪記
http://igaiga-50arashi.at.webry.info/200909/article_3.html

0909271107_1.JPG煤ヶ谷に
到着です






高取山はもう間に合わないっぽいとウカウカ見過ごしていたが、
アマチュア堰堤観察家としては半原方面も調査の必要がある、と
T氏は申します。

T氏用メモ:
http://homepage3.nifty.com/achkun/hukka/nisiyama/kegon.htm
http://homepage1.nifty.com/s-ok/tan/b_tan/b_tan.htm
http://www5a.biglobe.ne.jp/~w-win/toppage2.htm
http://www.geocities.jp/island_az/sayonara/sayonara.html


さて一週間ぶりの煤ヶ谷です。
バス停のところのお宅から愛犬の散歩に出ていらしたマダムが
ちょうどお見えで、自販機の缶コーヒーをすすりながら少々立ち話。
煤ヶ谷に嫁いで50年とのことでしたが「報国」関連はご存じなしでした。

マダムは赤軍の猛威について「宮ヶ瀬ダム」の関連を疑っておられます。
同じく人造湖でも丹沢湖周辺には出ませんね。ジメジメ加減も違います
が、東の地質が好適なんでせうか。

申し遅れましたが本日は南山林道の入口付近にてスパッツを装着中、
1.5cmの測候級2匹が足元に、同じく1匹がザックに出現、直ちに撃退
しますた(・◇・)ゞ

0909271144.JPG谷太郎林道に
初突入です。






0909271149.JPG水の尻沢です。
お? ここも
建設省の縄張り。





0909271152.JPG門番に敬礼







0909271156_1.JPG平成の森の東屋です。
整備されていますが、
使われることは
あるのでせうか。。




0909271156_2.JPG車止めがあり







0909271159_2.JPG水量に見合わない
巨大な建造物が






0909271200.JPG平成14年度
通常砂防工事
水の尻沢2号ダム
平成15年8月完成
神奈川県県土整備部
(株)朝倉建設


県土整備部の旧称は土木部。建設省系です。

神奈川県は平成11(1999)年6月に大規模な組織変更があり、
土木部は県土整備部に、農政部林務課は環境農政部森林課
などに改組されています。


0909271202.JPGすぐ上流に
名無しの無粋な
コンクリ堰堤があり
これを捲くと




0909271205_2.JPG石積みキター!







0909271207_1.JPG叩きに天然石を
使う秀逸なデザイン!






0909271207_2.JPGが左岸は
ちょい要補強






0909271208.JPG沢登りせんでも
立派な踏み跡が






0909271209.JPG石積みもう一丁
これは大振りの
石を使ってます





0909271210.JPGさらにもう一丁







0909271219.JPG水の尻沢、本日は
炭焼き跡のあたりで
失礼致しますた。





0909271237.JPG続きまして不動沢。
入ってすぐに
不気味な影が





0909271238_2.JPG嗚呼、無粋な奴。。







0909271238_1.JPG奴の正体は
「不動沢ダム」

昭和59年度
通常砂防工事
昭和59年12月完成
神奈川県土木部

0909271239_2.JPGあ、シチミさんが
お世話になった
という山善さん
ですか~
こりゃどうも失礼
しますた(はあと)


0909271241.JPGむ、何やら人造物が







0909271243.JPG私有地ですか、
ちょい失礼
致したく。。





0909271247.JPGこ、これは。。







0909271248.JPG出来損ないだね
食べられないよ
(山岡士郎風)





0909271250.JPGテキトーに積んで
セメントで固めただけ






その劣悪な造りはアマチュア堰堤観察家の素人目にも
歴然だった、とT氏は申します。

0909271251.JPGガマのでかいやつを
久々に見たところで









0909271254.JPGこれより先には
堰堤なしと判断して
戻りますた





マシラさんの情報によれば、この上流に2つほどありそうですが。

0909271311_2.JPGニカニカ秋の集会
第2候補地の
リバーランドさん
繁盛してました。




0909271311_1.JPG対面のハゲが
ちょい気になった
そうです
崩壊地でせうか?




0909271318_1.JPG谷太郎林道の石積みは
手間がかかってます






0909271318_2.JPGこれはいい仕事してますね










0909271322.JPG本日午後の
メインイベント
鳥屋待沢です。





時間があれば幕岩に突撃したかったが、
残念13時を過ぎていたのでまた次回。

0909271328.JPG入ってすぐに
2段の堰堤。
下段のコンクリ製は
あとから付け足した
ようです。



0909271332_1.JPG少し上って石積み。
これも不出来です。






0909271332_2.JPG崩れてないのが
むしろ不思議です






0909271333.JPGこれを越えると、そこには
トンデモな光景が!






0909271334_1.JPGガマくんもびっくり










0909271334_2.JPG中の人は無事か!?







0909271335.JPGあそこっから
落ちたのか!?






0909271338_3.JPG昭和62年度
通常砂防工事
鳥屋待ダム
昭和62年3月完成
神奈川県土木部



0909271338_4.JPGこれは貯砂ダムで







0909271341.JPG上流も下流も
傾斜が緩やかです






0909271345.JPGさらに少し上ると







0909271346.JPG谷止めとも護岸とも
いいがたい石積みが。
しかし出来はどうも。。





0909271349.JPGここも良質の
空積堰堤観察には
向かないようです。
戻りませう。
幕岩は次回のお楽しみ。



0909271354.JPG炭焼き窯の石が積めれば
堰堤はできるって初期の
作でせうか。
しかしさっきのは空積み
ではなくてセメント使って
ごまかしてますから戦後の
どさくさのやっつけ仕事か。

戦前の堰堤の記録は限られた時期の総数しか残っていないようで、
何時どういう人たちがどうやって造ったかを見極めるには眼力を
養うしかない、それには懸命に山と沢を歩いて修業するしかない
とT氏はアマチュア堰堤観察家としての決意を新たにしたそうです(笑)

0909271402.JPG鳥屋待沢下流には
コンクリートの
残骸っぽいのが
ごろごろしてますた




0909271408.JPGさて、いよいよ宝の山です。
これを登った777峰にも
ひかれますが、またこの次に。





0909271415.JPGむ、ガレ沢に人造物が







0909271417_1.JPG昭和50年度 足沢
復旧治山工事
NO1コンクリート谷止工
(有)山本土建
神奈川県林務課



谷太郎林道の開通は昭和35年5月とのことですから、それから
15年も経ってからの造築です。復旧治山工事とあるので、
崩れたのを口実にしたのでせうか。築後35年。ガレを止めては
いますが、なけりゃないで何とかなったっぽい場所です。

0909271431.JPG放流の釣り場
繁盛してました。
これを越えて





0909271441.JPG林道の終点に着きました
ここにも塩とイカリの
ヒルスプレーが用意されて
ます。







0909271443.JPG既に15時近いですが
せっかくですから
大小屋沢にもご挨拶





0909271444_2.JPGいきなり愛嬌の
あるやつが
出てきます





0909271451.JPG今でも使えそうな
炭焼き窯






0909271453_1.JPGむ、美しくはないが
なかなかの風格






0909271453_2.JPG昭和四年度
第八号石堰堤
昭和六年五月竣功
神奈川県土木部






T氏は似たような銘板を水無川の戸川で見かけたそうです。

0907111402_2.JPG昭和15年度
第二号石堰堤
#大倉の公園の
ちょい下流
(090711撮影)



昭和4年度が第八号で昭和15年度が第二号とな?
順番が逆では!?

0907111401.JPG戸川の堰堤は
確かに出来が
よろしくて
(090711撮影)




同じ水無川の猿渡・山ノ神堰堤と並んで「登録有形文化財」に
登録されています(当局が登録しただけ)が
http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=148546
http://www.mlit.go.jp/river/sabo/bunkazai/bunkazai_33.html
2番目のやつによれば後年に嵩上げ補修がされているようです。

番号(銘板)は後付けではないか?とT氏は憶測します。

同じ神奈川県でも林務課は「林業史」「林政史」をまとめて公刊
しているのに対し、建設省系の土木部はこの程度の記録しかなく↓
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/sabo/sabo/sb2.html
昔から人材が手薄であり続けていたっぽく、頼りになりません。
この謎を見極めるには眼力を養うしかない、それには懸命に山と沢を
歩いて修業するしかない
、とT氏はアマチュア堰堤観察家としての
決意
を再び新たにしたそうです(笑)

にしても、この大小屋沢「第八号石堰堤」なかなか手間かかってます。
谷太郎林道開通の遥か以前、これだけのブツを拵えるには、作業道や
作業小屋も必要で、相当のカネと労力が費やされたと思われます。

0909271500.JPG大小屋沢には
少し上流に
石積みの上物が
もう一発。




0909271504.JPGこの辺りで
ウカウカ通行が
困難となり、
引き返しました




0909271519.JPG帰路、栗の木があったり
紫蘇が自生していて






紫蘇の実は少々摘んで帰り、和風パスタで頂いたそうです

0909271527_2.JPG右岸の尾根には
こんな立派な道が
ついていたりして





充分にヒト臭いところでした。規模の大きい堰堤といい、
「大きな小屋」は実在したはずだとT氏は主張します。

ここまでノーチェックで来てしまったが、
0909271531.JPG谷太郎川も
堰堤の宝庫でした






今は古いやつに注目しているが、時期が来たら徹底的に
調査する、とT氏は意気込みます。
さて、谷太郎川に沿って二の足林道に入りませう。

0909271532.JPGよく整備された道で







0909271535_1.JPG炭焼きの跡もあり







0909271535_2.JPG家族連れでも
楽しめそうですが






0909271542.JPG間伐材が散乱する
ガレ沢のあたりで
一瞬踏み跡が消える
そうです




0909271548_2.JPGトラバースの
危険箇所もあって






0909271551_2.JPG丁寧な仕事の
空積み堰堤も
あるものの





0909271554.JPG残念ながらウチの
ワイフを連れて
来るのは無理だと
T氏は申します。







0909271559.JPGここいらで
ちょい
ショートカット
して




0909271602.JPG二の足林道に
上がりました。
ご苦労さん。





あわよくば広沢寺温泉で汗を流そうと思ったが、ちょい
時間がなく残念だったとT氏は申します。

0909271617.JPG二の足林道沿いにも
空積みがありますね






0909271624.JPG山神隧道の手前で
若いっぽい奴らが
車座になってました





上半身裸の奴もいて、大学のサークルが反省会でもやってるのかと
思ったら、不良厨房どもでした。ヤニ食ってます(笑)が
コンチワなどといい、なかなか殊勝な厨房どもです。

厨 「あれ?ここ人が通ってもいいんスか?」
T 「ん?ヲヂさん税金いっぱい払ってっからどこもフリーパスだよ
厨一同 「ひぇー」

厨 「ここ(山神隧道)怖くないスか?心霊写真のスポットなんですが」
T「あーヲヂさん今ダムダム団に命を狙われててな。中で倒れてたら頼むよ」
厨一同 「ひぇー」

おまいらが社会に出るかも知れない数年後、就職事情は今よりもっと
悪くなってるだろう、やっぱ丹沢に平成の報国修練道場をつくって
治山教育をやるのが正解なんじゃまいか、とT氏は余計な心配をした
そうです。

【余録】

0909271627.JPG二の足林道
ゲートの手前に
こんな落とし物が

sanwaさんどうします?






0909271639_2.JPGここも予算執行が
停止されてるので
せうか?






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